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わくわく挿絵帖
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連載小説「四十八人目の忠臣」
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 いよいよ、5月17日から毎日新聞で諸田玲子さんの連載小説「四十八人目の忠臣」が始まります。「忠臣蔵」を素材にした物語です。ぼくは挿絵を担当します。

 今回は取材にも同行し、ネタの仕込みの現場に立ち会うという貴重な体験をしました。

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 それは去年の秋でした。多分、諸田さんは新幹線に乗るまで、新しい小説について白紙状態だったと思います。それが、赤穂に近づくにつれて頭脳が動き始め、到着し取材し始めると加速して行くようでした。そして、一泊し帰る頃には急速に詰め込まれた知識が加熱し、創作の歯車が回りだしているのが、側にいるとよく分かります。

その過程はまるで受験生のような刻苦ぶりだなと、ぼくは思いました。しかし、深刻さはなく、むしろ楽しんでいるのが不思議なくらいです。

 おそらく、この童女のような小説家はこんな綱渡りのようなことをヒョウヒョウと何度もこなし、前へグングン進んで来たのだと彼女を見ながら、ぼくは感じていました。
by arihideharu | 2010-05-08 03:22 | 読書 | Comments(0)
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