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わくわく挿絵帖
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読字障害
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 麻生元総理が漢字の読み違いから、世間から白い目で見られたのは記憶に新しいですが、そのことを養老孟司先生が、あれは知能の問題ではなく「読字障害」というリッパな病気だと、雑誌に書いたことがありました。その記事を目にとめた妻が、「あなた、これぢゃないの!」とぼくに言います。 確かに日頃ぼくは誤った漢字の読み方や語句をよく使い、妻から指摘されます。

 思えばぼくは学校生活の中で国語は常に苦労し、辛うじて成績は「3」をとる程度でした。特に漢字の意味は分かるのですが、声に出して読むことと書くことが出来ませんでした。それは今でも尾をひいています。

 しかし国語や本が嫌いになることはありませんでした。理由は、当時(小学生時)流行り始めた週刊漫画誌や良質な挿絵入りの子供向け読本がいっぱいあったからです。

 岩田専太郎・小松崎茂・伊藤彦造・山口将吉郎などなど。戦前からの絵師が描いていました。彼らは江戸以来の町絵師の系譜の中に入り、筆力は並大抵のものではありません。彼らの挿絵が読書を大きく後押ししていました。

 そういえば、あの麻生さんも絵入りの本が大好きでしたネ。

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by arihideharu | 2010-05-17 20:55 | 挿絵 | Comments(0)
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