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わくわく挿絵帖
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「四十八人目の忠臣」(2)
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 毎日新聞の連載小説「四十八人目の忠臣」が23回目に入りました。諸田さんらしい色っぽい導入部と仕掛け、スピード感と共に読む者を引き込みます。

 また、冒頭から浅野家藩主長矩が男色家であることが明らかにされます。これは東京での下調べでも赤穂での取材でも、研究者の間では共通認識としているのを、諸田さんの取材にくっ付いて行ったぼくは驚きました。

 さてこれをどう料理するか、興味津々でした。さすがにプロですね。見事というしかありません。

 時代考証家の稲垣史生は衆道は弘法大師が唐から持ち帰り、僧侶から平安貴族の間に広まり、やがて武家に伝播し、江戸時代には一般化したと書いています。そして衆道は武士道と密接な関係があるともしています。

 主人公の「きよ」は長矩の正室「阿久里」つきの女中、その恋人の磯貝十郎左衛門は長矩の寵童上がりの家臣。この恋いわばご法度、さてどうなるか。

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by arihideharu | 2010-06-11 18:12 | 読書 | Comments(0)
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