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わくわく挿絵帖
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映画二本立て
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 昨日と今日、続けて映画を見ました。「必死剣鳥刺し」と「トイストーリー3」です。両方とも面白かったので得した気分です。特に、「トイストーリー3」の方は、かなりの傑作とみました。

 ピクサー作品を全部見たわけではありませんが、最高傑作ではと思ったほどです。これまでのピクサー作品はどこか子供向け作品だという意識からか、想像力と作り込みにブレーキを掛けていたように思います。それはディズニー作品にもいえます。われわれ大人になってもアニメをみる日本人には物足りないと思わせるところがあったのです。それがこの「トイストーリー3」で一歩踏み込んだようです。「プリンセスと魔法のキス」も快作でした。今アメリカアニメの逆襲が始まったのかもしれません。

 一方「必死剣鳥刺し」の方もかなりの傑作です。ただ、長い間日本映画の低予算ぶりにいらだってきた者として、今回もまたかの感が拭えませんでした。御殿内の撮影は昔だったらセット撮影だったはずです。愛妾の住む奥御殿ならなおさらです。木の香ただよう豪華さが必要です。おそらく冒頭の能舞台も文化財を使うのではなく、時代劇映画全盛時代だったら、豪華セットを組んでいたかもしれません。残念です。

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by arihideharu | 2010-07-18 04:46 | 映画・演劇 | Comments(3)
Commented by SABA.U1 at 2010-07-18 13:31 x
映画「ラストサムライ」で、主人公が初めて日本に上陸する場面の港町(?)のセットが素晴らしかった。完璧ではなくとも、日本人よりももっと時代考証を綿密に調査して、エメ・アンベールやハイネ、ベルクらが描いたスケール感のある江戸時代風景を再現していましたよね。
映画「硫黄島からの手紙」など、こういう映画は本来我々の手で後世に残さなくてはいけないのに、やはり予算的には厳しいですよね、きっと。
だからこそ、安里さんの作品は文化を伝える上でも、とても貴重だと思うのです。とても素晴らしい!!
Commented by arihideharu at 2010-07-19 00:28
またまた貴重な情報ありがとうございます。「ラストサムライ」はまだ見ていなかったので、ぜひ見ようと思います。それにしても、お詳しいので驚いています。
Commented by SABA.U1 at 2010-07-19 11:12 x
いえ、詳しいだなんてとんでもない! プロの方からそのようなことを言われては、まさに汗顔の至りです。たんなる素人の江戸時代マニアなんです。ですから、時代小説や歴史小説を読むのが好きで、安里さんの作品と出会ったのも、そんな中の一冊でした。
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