ブログトップ | ログイン
わくわく挿絵帖
sashieari.exblog.jp
カテゴリ:暮らし( 30 )
明けましておめでとうございます。 
b0185193_2381018.jpg


明けましておめでとうございます。
良き年になりますようお祈り申し上げます。
by arihideharu | 2015-01-05 02:41 | 暮らし | Comments(0)
帰郷
b0185193_13413018.jpg


久しぶりに郷里へ帰ったときのことです
くにを出てから40年経ちます
その間、色々あったはずなのに、何にも思い出せない自分に気がつきました

身体に残る記憶は
小学校へかよう道筋です
木造の校舎が見えて、清流にかかる石橋を渡るときの清々しい朝の空気です
指先に残った、石の欄干に手を触れながら歩いたときの
ブツブツとした石のマチエールです

あるいは夏の下校時
川べりにおり、土手の割れ目から湧き出る冷水を飲んだときの
口に残った青臭ささです
その味は、あたりの草いきれが滲み出たに違いないと思うほど
夏の河原は何処も鬱蒼としていました

しかし夏は短く
振り返ると、空は高く、雲は変化にとみ
瞬く間に赤トンボは無数となり舞い
天にかざした人差し指に静かにとまった記憶が甦ります

不思議です
くにを出てから40年経ちます
その間、色々あったはずなのに何にも思い出せない自分に気がつきました

目に見えるのは
木造の駅舎と信号機もない、黒いトタン屋根ばかりの町並みです
路は曲がりくねり、町屋には明治大正の古層が見えます

商店街の細長い生家が、3Dで手に取るように見えます
居間の箪笥の位置や爪切りの置き場所
状差しや孫の手の在りかも見えます
祖母の財布から、ドキドキしなながら小銭を抜き取る小学生の自分が見えます

あるいは庭木のモミジに登るとき
最初に握る枝、次に足を掛けるコブ、最後に腰をおろす股木が見えます
下草のドクダミの白い花
シャクヤクの赤い大輪
アヤメの紫紺
熟し切ったイチジクに群がる蟻の群

おそらく人は死んでいくとき
これらの子供時代の風景が
目の前にもっとはっきり見えてくるのでしょう
by arihideharu | 2014-08-17 13:42 | 暮らし | Comments(0)
散歩の方角
b0185193_1357885.jpg

 日々の散歩は、国分寺駅方面に自然足が向きます。それは一番近い繁華街がそこにあるからですが、理由はそれだけではないことが近ごろ分かってきました。
 国分寺駅は我が家からみると南に位置します。人は太陽に向かって歩く癖があるのではと思うにいたったからです。
by arihideharu | 2014-07-26 14:01 | 暮らし | Comments(0)
明けましておめでとうございます。
b0185193_20372626.jpg


 明けましておめでとうございます。
 こころ穏やかな年になりますように…。
by arihideharu | 2014-01-06 20:42 | 暮らし | Comments(0)
瓶ビール 
b0185193_14391648.jpg


 今年に入り生ビールより、瓶ビールの美味しさに気がつき出し、説明はよくできませんが、同じ銘柄の生ビールを食堂で頼むより、瓶ビールのほうが旨いと感じることが度々あって、コップにつぎながら飲むビールがベストかもしれないと、昭和スタイルに回帰しているこのごろです。
 そんな折り、久しくぼくの昼食のメニューから消えていた「とんかつ定食」が復活したのは、ラーメンでも1000円近いのがふつうにある昨今、チェーン展開している「とんかつ屋」はキャベツ・ご飯・味噌汁がお代わり自由だし、客の混み具合も少なからず多からず、ちょうどイイのに気がついたからです。勿論、ソースをかけたキャベツとトンカツの味がビールに合うことが最大の理由です。
  
 猛暑が到来した午後1時すぎ、国分寺駅のショッピングビルへ自転車で食事にむかいました。途中、店内に吊るしてある、麻の生成の甚平と同じく生成の近江ちぢみの浴衣が、夏らしく大いに気に入りましたが、頭の中で着ることはあっても、実際は着ることもないだろうなと思いながら、目指す最上階のとんかつ屋へ入りました。
 テーブルに着くと、すぐに「ロースかつ」と瓶ビールをたのみました。間をおかずビールがきてコップについで、ごくり。
「あっ、ぬるい」
 思わず、瓶に手をやると、冷たさのかけらもありません。確認のためもう一口…。限界を超えるぬるさです。この日の暑さも考えるなら、不本意ながらクレーマーになるしかありません。そこで、年増の店員さんに小さい声で、ことの次第をつげると、早速ぬるいビールを下げ、新しい瓶を持ってきてくれました。
 ぼくは恐縮しながら、目の前におかれたビールに手をやりました。悪い予感です。さっきの瓶より冷えていません。ぼくは店員のおねーさんの前で、コップに少量ついで飲んでみせました。案の定かなりぬるく、それを告げました。するとおねーさん、わびながら「ビールのお代はいただきませんので…。これー、よろしかったらお飲み下さい」と迅速な対応です。ぼくは「はっ、分かりました」と言うしかありません。つまり、無料とはいえ、ぬるいビールを飲むことに同意してしまったのです。ぼくは、ことのてん末が不満ではなかったのですが、ちょっと釈然しないまま、ビールを少し残して食事を終えました。
 これが昭和の食堂の店員なら、冷えたビールを手の感触で選んでもってきたに違いないと思ったりしましたが、「夏は生ビールの方がイイかも」と思いながら、また猛暑の中を自転車で家に帰ったのでした。
by arihideharu | 2013-07-20 14:39 | 暮らし | Comments(0)
鼻中隔湾曲症
b0185193_1912170.jpg


 鼻の中心線がまがっていたらしく、左片側の鼻あなが中ほどでふさがり、長年の鼻づまりの原因になっていたようです。
 といって何か特別な支障があったわけではなく、ただイビキが10年ほど前から始まりだし、さらに近ごろは鼻呼吸の有効性を説くむきもあり、気になり出していました。
 そのことを今年の人間ドックのおり医師に相談すると、入院手術のはこびとなりました。期間は6日、これですっきりするなら…。期待はたかまりました。
 
 ぼくは、かねてから入院することでもあったら読もうと買ってあった、手塚治虫の『ブッタ』全巻を入院用品と一緒にバッグにつめました。マンガを読むのは30年ぶりです。
  
 朝9時からスタート。手術室で全身麻酔がほどこされます。
 暗転。声をかけられ、目がさめます。
 病室にもどされると、頭と四肢に強いだるさが残り、腕には管がつながれている病人らしい自分の姿に気がつきます。
 この間約2時間ですが、脳がいじられ、産まれてからの時間の連続性が途切れたような違和感が残っています。
 ぼくはそのとき、これらの出来事を数コマのマンガで思い浮かべている自分に気がつきました。マンガ『ブッタ』を手術直前まで読んでいた影響が出たようです。
 
 さらに数時間後、出血はありますが薬が効いて痛みはひきました。
 夕食に粥をとり、点滴の器具を引きずりながらも通常のように動けるようになりました。早速、ぼくはトイレにたちました。
 そこで思わず鏡をのぞき込みました。鼻の中に大量の詰め物をしているらしく、大きく膨らんでいます。まるで、手塚マンガに出てくる猿田博士のようです。
 この詰め物は丸3日鼻孔におさまり、ぼくの鼻呼吸を完全にとめ、酸欠状態の金魚のように口をパクパクさせますが、いっこうに十分な酸素は身体に廻らず、眠れない夜が続くことになります。

 4日目、とうとう詰め物をとる朝がきました。ぼくは処置室へむかいました。
 ドクターは細い引っかき棒を手にし、ぼくの鼻に襲いかかります。ひと穴から、2本の粘液と血をたっぷり吸ったスポンジが生きた泥鰌のように激痛とともにヌルッと出てきました。おそらく、人間の煩悩とか悪夢を形状化したらこんな形と色艶をしているに違いありません。

 一時間後、鼻の入り口に綿球はつめたままですが、痛みと酸欠はかなり緩和されスッキリしました。
 当然、巨大になった鼻の腫れはひきました。しかし、まだ団子っ鼻、手塚治虫の鼻にそっくりです。
 すると、思わず笑いが込みあげました。出来ればぼくの残こりの半生、手塚治虫にあやかりたいと思ったからです。
by arihideharu | 2013-06-30 19:07 | 暮らし | Comments(0)
なんといっても88サラダ
b0185193_21554779.jpg


 近頃、ファミレスでのお気に入りメニューはロイヤルホストの「メンチカツ」とサイゼリアの「キャベツとアンチョビのソテー」です。
 ぼくはメンチカツを食べる習慣がなかったのですが、日替わりランチに出たメンチカツがあまりに美味しかったので、それ以降ランチメニューに注目し始め、一ヶ月ほど日替わりランチを楽しみに通ってみました。しかし、ひととおり食べた結果、やはりメンチカツが一番美味しいようです。 
 そして、ロイホのベストメニューはなんといっても88サラダです。これで赤ワインを一杯やりながら、本を広げるのが今のところベストです。
 季節は春キャベツのやわらかい甘みに変わっています。しかし、今日あたりは初夏ですね。
by arihideharu | 2013-05-15 21:59 | 暮らし | Comments(0)
ファミレスで一杯
b0185193_10582876.jpg


 多分ぼくは一年のうち100日は昼食をファミレスでとっています。ただ、数年前にバーミアンがステーキガストに変わってから、近くのファミレスはロイヤルホストとサイゼリアだけになってしまい寂しく思っています。さすがに昼飯にステーキにビールは無理なのでステーキガストはカウントされません。
 それがあって、時々バーミアンのメニューが無性に恋しくなることがあります。
 10日ほど前、自転車で遠出したおりバーミアンが目に入り、上海風黒酢の酢豚でレモンサワーを一杯、麻辣坦々麺でさらに一杯やってしまいました。
 また日頃行く、ロイホやサイゼリアも昼食以外に仕事をするのが目的ですから自然長居が常で、ウエイトレスのおばちゃんたちと顔馴染みです。
 ぼくの場合酒が弱いくせに、そこでは赤ワインを一杯飲みます。また、散歩日和になると片道35分の国分寺駅ビルにある居酒屋でハイボールで定食をとります。
 するとたちまち顔が赤くなりますが、58歳秋田県人は気にしません。
by arihideharu | 2013-03-16 16:16 | 暮らし | Comments(0)
バチあたり
b0185193_21592157.jpg


 確かディック・フランシスが小説の中で、殺し屋という職業が成立しにくい理由を二つ上げていたと思います。ひとつ目はこの職業の存在が広報しにくいこと、ふたつ目は人を殺す行為自体相当のストレスで、それに耐え続ける人材がなかなか存在しないことだったと思います。
 また、つい最近読んだニュースに、米国における近年の戦争で、帰還兵の自殺者数のほうが戦死者より多いという記事を読みました。これは人間の神経が人を殺すことは勿論、その現場に立ち合うことすら耐え難いことを表しています。
  江戸期、斬首を役人の替わりに代々請け負った、有名な山田朝右衛門一族は日々悪霊に悩まされていたといいます。そこで、大名並みの立派な仏壇をそなえ供養や信心に励んだそうです。
 以上は職業的クールな人殺しの例ですが、日常的にあるそれは、色や欲、妬みや嫉みがいっとき血をのぼらせ、分別をなくすのが主な原因でしょうから、あとからくる罪悪感とやらがさらに堪え難いに違いありません。
 おそらく、バチがあたるとはこれらのことを呼ぶのでしょう。
by arihideharu | 2013-02-19 05:53 | 暮らし | Comments(0)
明けましておめでとうございます。
b0185193_21432749.jpg


明けましておめでとうございます。
明るい年になることをお祈り申し上げます。
by arihideharu | 2013-01-02 21:53 | 暮らし | Comments(0)