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わくわく挿絵帖
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カテゴリ:暮らし( 30 )
明けましておめでとうございます。
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明けましておめでとうございます。
本年がこころ穏やかな年になることをお祈り申し上げます。
by arihideharu | 2012-01-01 02:41 | 暮らし | Comments(0)
もうすぐお正月
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 挿し絵画家は仕事をしている限り、日常にいる時間より絵や物語の中にいる時間の方が長くなります。するとどんなことが起きるかというと…。ぼくの場合は時代小説中心です。特徴として現代を描くよりはるかに季節感が重要な要素としてあるので、春夏秋冬を現実よりフィクションの中で味わうということになります。

 また今は大晦(おおつごもり)からお正月の頃ですが、ぼくの住む出版の世界では多くは二三ヶ月先を行きますから、早春の時期が過ぎ春爛漫を迎えようとしています。ですからぼくは散歩をしながら、冬を感じつつもウグイスや梅あるいは桜のことを思い描きながら歩くことになります。

 江戸人は広重の「江戸名所百景」などを見ても分かるように、今と比べようもないほど律儀に季節の行事をしています。その中でもひときわ目を引くのは、鯉幟と七夕飾りの壮観さです。一斉に江戸の空を飾り、風に踊っています。

 その他にも、衣替えから虫干し、すす払いといった細々としたことから、遊興・信心に関することまで様々あって、貴賎を問わず参加した様子が落語などからも伺えます。

 おそらく、今の世の中で季節感があって儀式をともなうイベントは、お正月ぐらいかもしれないと東京にいると思います。

 そんなお正月が直ぐそこまで来ています。

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by arihideharu | 2011-12-31 06:53 | 暮らし | Comments(0)
「ひとところ」
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 われわれ日本人は辛抱強いと言われています。この震災における他国人の感想です。また、その辛抱強さを「サムライ」と重ね合わせる人も多いようです。

 「サムライ」をあらわす言葉として「一所懸命」というのがあります。ひとところで必死に踏ん張り戦うさまをいうのでしょう。

 この国は自然災害が多く、その年が被災によって絶望の淵にあっても次の春に種を蒔き苗を植えれば収穫の秋がやってくる望みが、常に絶たれることがなかったからだと思われます。

 ところがこんどの原発事故は、無念にも放射能汚染によってその「ひとところ」が奪われようとしています。

 われわれの辛抱がいつまで続くか心配です。

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by arihideharu | 2011-04-06 16:01 | 暮らし | Comments(0)
日常化された悲劇
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 震災以来、気が落ち着かず毎日していた散歩も2週間余り休んでしまいました。
数日前から再開しましたが、やはりもとの調子には戻りません。

 去年から赤旗日曜版で連載小説「蕣花咲く」作:梶よう子で挿絵を描かせてもらっています。この小説は変化朝顔(変わり咲きの朝顔)をめぐる見事な推理小説仕立てのお話ですが、時代の背景と筋立てに安政の大地震が大きく絡みます。

 時代小説には地震や火事がよく出てきます。何度も繰り返されてきた事実があるからですが、ところがどっこい江戸の街は惨状とは別に、直後から得体の知れない生き物のように街の再生が始まります。そして、悲劇は日常化していきます。

 この日常化された悲劇を小説や芝居、浮き世絵は追体験するように何度も取り上げます。それによって、見るものは慰撫されたのでしょう。また一方で、我々の文化は諧謔的表現で笑い飛ばすことも忘れませんでした。

 思えば我々の文化の中心には幾多の災害が真ん中にドンとあることが今さらながら感じる次第です…。

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by arihideharu | 2011-03-30 13:11 | 暮らし | Comments(0)
神仏に祈る
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地震見舞い申し上げます。

世の中騒然となっております。

ただただ安寧を神仏に祈るだけです。

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by arihideharu | 2011-03-15 14:18 | 暮らし | Comments(0)
新年
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 明けまして、おめでとうございます。
 本年もよろしくお願い致します。


 正月ぐらい着物を着ようと、30年以上前に仕立てたお納戸色のウールの着物を引っ張り出しました。着けてみると5センチ程、丈が短くなっています。これはぼくが身長が伸びたからではなく、その分お腹が出たせいと思われます。着流しではみっともないので、袴をはき羽織を着ました。思った通りあったかです。

 3時頃、年賀状を出しにマフラーを巻きフェルトの帽子をかぶり、自転車に乗って郵便局へ向かいました。きょうは快晴。何だか明治人か大正人になった気分でした。

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by arihideharu | 2011-01-02 03:24 | 暮らし | Comments(0)
さて、どうしたものか?
 
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 つねづね和服を着て過ごしたいと思っていますが、これがなかなか難しいのです。

 問題が二つほどあります。一つは袖口と裾が、現代生活に少々ジャマだということです。しかし、それは袖を筒袖や丸袖にしたり、足さばきはカルサンのような袴にすれば解決します。

 あともう一つは難問です。それは着物は目立つということです。ぼくのように地味に生きてる人間にはかなりハードルが高いのです。近頃は若い女性も小粋に着物を楽しんでいる姿を見かけますが、男は難しい。

 着流しはきっちり着ないと寝巻のように見えるし、袴姿はうっかりすると龍馬かぶれか、おっさんだと一昔前の右翼にも見える。

 さて、どうしたものか?

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by arihideharu | 2010-05-27 17:52 | 暮らし | Comments(0)
ああ残念!
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 きょうは快晴。ひときわ散歩日和です。Ipodで木村カエラを聞きながら、国分寺駅まで足を運び、駅ビルでウインドウショッピングをしてリターン。

 Ipodでは大仏次郎の「赤穂浪士」が流れ始めます。芥川隆行の朗読。名調子です。滑舌のイイ江戸弁風の男っぽい声です。そして時々、女性の台詞のところは艶やかな女優の声に交代します。このバランスが絶妙です。長い小説ゆえ、いつも畳替えの場あたりで家に着いてしまいますが、きょうは刃傷の場を聞くことが出来ました。山を越えた感じです。

 この朗読を聞いていつも思うことがあります。松平定知アナの朗読による藤沢周平シリーズです。女性の台詞のところが玉に傷なのです。松平アナが女のこわいろ(声色)で演じるのですが、ぼくには無理があるような気がします。せっかく広がったイメージがそこで途切れてしまうのです。ああ残念!

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by arihideharu | 2010-04-10 20:16 | 暮らし | Comments(0)
初笑い
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 明けまして、おめでとうございます。本年が良き年になることをお祈り申し上げます。

 歴史小説家の宮本昌孝さんから届いた年賀状には、富士山の絵の下にこう書いてありました。
 
 歴女(レキジョ)ブームがつづいて、拙作にもハマる女性読者が日本中にあふれて、なんて空夢を見つつ….
 
 ぼくには無数の女性に追われて、悲鳴を上げながら倒れ込んでいく宮本さんの姿が、バスター・キートンのような動きで浮かび上がりました。

 これがぼくの初笑いです。
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by arihideharu | 2010-01-01 22:17 | 暮らし | Comments(0)
お天気おねえさんに何があったのでしょうか?
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数多いお天気おねえさんの中でも、我が家では断然NHKのおねえさんが人気です。2年ほど前から、ぼくがその面白さに注目し始めたからです。おねえさんが画面に登場すると、近くにいる者を手招きして、一緒に観るという習慣になったほどです。

 その面白さとは…。

 テレビ画面向かって右端に立つおねえさんは、正面を見据えています。このとき、真っ直ぐに立っているはずのおねえさんの体の中心線が、ゆるやかなS字になっているのです。つまり、小首をかすかに傾げ、正面から見る背筋がわずかに弧を描いているのです。

 この体のゆがみが、天気図を見ながら動作するたびに、ねじれも加わって見る者に奇妙な感覚を電流のように伝えてくるのです。

 そして極め付きは、天気解説が終わったあと…。お辞儀をして締めくくるのですが、そのお辞儀の動作と終えたあとのポーズ(残心)が、我々にさらに強い電流を流してきます。

 見事なゆがみとねじれの美です。

 ところがです。このごろ、今年の夏時分からかと思うのですが、このゆがみとねじれの美が影をひそめてきたのです。左右対称に近づいてきているのです。これは明らかな事件です。

 お天気おねえさんに何があったのでしょうか?

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by arihideharu | 2009-12-21 02:12 | 暮らし | Comments(0)