ブログトップ | ログイン
わくわく挿絵帖
sashieari.exblog.jp
リュックの中身
b0185193_23555882.jpg

 ぼくの場合、一日の中で午後の数時間は、多くは原稿を読むことに費やされます。自宅で読むといつの間にか寝てしまうことが多いので、大概は近くのファミレスへ行って読みます。
 
 そのとき、原稿は小振りのリュックに入れ自転車や徒歩で出かけます。リュックの中には原稿の他には、筆記用具・デジカメ・文庫本数冊がいつも入っています。これがいわば、ぼくの七つ道具になります。
 
 文庫本数冊のうち2冊は何年も変わらず同じ本が入っています。それは三田村鳶魚の捕物の話と岡本綺堂の半七捕物帳です。この2冊は何度も繰り返して読んでいます。なぜなら江戸時代へタイムスリップするトンネルの入り口が口を開けて待っているからです。

 タイムスリップから戻ると、帰りにドラックストアやスーパーに寄りサブリメントや玉ねぎなどを買い、リュックに入れて帰ります。

b0185193_2357757.jpg

# by arihideharu | 2010-01-12 00:01 | 挿絵 | Comments(0)
これはここ数年で、最大の事件
b0185193_23142983.jpg

 
座業である挿絵画家のぼくは基本的に一年中家の中にいますから、ともすれば年間を通じ電車に乗る機会が数回程度ということになります。ですから家族のものはぼくのことを、引きこもりと呼んでいます。

 そこで健康のためにも欠かせないのが散歩です。長い間続いていますが、ある時期から質がちょっと変わってきました。

 それはiPodで音楽を聴きながらするようになったからです。初めて散歩をしながら聴いたときは驚きました。その日は初秋の空に白い雲が浮かび、散歩日和でした。スイッチを入れると音楽が静かに流れました。天から音が降りてくるような錯覚にとらわれたのです。なんだかいつもの散歩道が映画のワンシーンのように思えました。

 ぼくは長らく音楽を聴く習慣をなくしていましたが、この時からまた始まりました。これはここ数年で、最大の事件かもしれません。

b0185193_2371114.jpg

# by arihideharu | 2010-01-10 23:27 | 挿絵 | Comments(0)
初笑い
b0185193_2253745.jpg

 明けまして、おめでとうございます。本年が良き年になることをお祈り申し上げます。

 歴史小説家の宮本昌孝さんから届いた年賀状には、富士山の絵の下にこう書いてありました。
 
 歴女(レキジョ)ブームがつづいて、拙作にもハマる女性読者が日本中にあふれて、なんて空夢を見つつ….
 
 ぼくには無数の女性に追われて、悲鳴を上げながら倒れ込んでいく宮本さんの姿が、バスター・キートンのような動きで浮かび上がりました。

 これがぼくの初笑いです。
b0185193_12454891.jpg

# by arihideharu | 2010-01-01 22:17 | 暮らし | Comments(0)
深夜ラジオ
b0185193_20155592.jpg


 仕事を始めるとラジオをつけます。明け方まで仕事をすることが多いので、昔の受験生のように深夜放送を聞くことになります。しかし、自分好みの番組というのは、いつの時代も必ずしも多いわけではありません。
 
 いま一番のご贔屓は伊集院光の番組です。思わず惹き込まれてしまいます。民放の深夜ラジオの本道は、フレッシュで刺激的な情報と少しアナーキーな笑いということになるのでしょうか。それでいて品と知性がないと、長くは聞き続けられないように思います。ぼくが関西系のお笑いが肌に合わないのは、このことと関係があるのかも知れません。
 
 民放に面白い番組がない場合は、クオリティが一定なNHKを聞くことになります。NHKの深夜放送では話題は古いが、初めて聞く話やら懐かしい話題やらが沢山あるので、結局は一番聞いているかもしれません。

b0185193_20183419.jpg

# by arihideharu | 2009-12-25 21:44 | 挿絵 | Comments(0)
お天気おねえさんに何があったのでしょうか?
b0185193_23474228.jpg


数多いお天気おねえさんの中でも、我が家では断然NHKのおねえさんが人気です。2年ほど前から、ぼくがその面白さに注目し始めたからです。おねえさんが画面に登場すると、近くにいる者を手招きして、一緒に観るという習慣になったほどです。

 その面白さとは…。

 テレビ画面向かって右端に立つおねえさんは、正面を見据えています。このとき、真っ直ぐに立っているはずのおねえさんの体の中心線が、ゆるやかなS字になっているのです。つまり、小首をかすかに傾げ、正面から見る背筋がわずかに弧を描いているのです。

 この体のゆがみが、天気図を見ながら動作するたびに、ねじれも加わって見る者に奇妙な感覚を電流のように伝えてくるのです。

 そして極め付きは、天気解説が終わったあと…。お辞儀をして締めくくるのですが、そのお辞儀の動作と終えたあとのポーズ(残心)が、我々にさらに強い電流を流してきます。

 見事なゆがみとねじれの美です。

 ところがです。このごろ、今年の夏時分からかと思うのですが、このゆがみとねじれの美が影をひそめてきたのです。左右対称に近づいてきているのです。これは明らかな事件です。

 お天気おねえさんに何があったのでしょうか?

b0185193_2351433.jpg

# by arihideharu | 2009-12-21 02:12 | 暮らし | Comments(0)