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わくわく挿絵帖
sashieari.exblog.jp
二人展から
 
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 二人展がスタートいたしました。
 初日様々な方々がいらっしゃいました。
 ありがとうございます。
 心より御礼申し上げます。

 その中でも『うめ婆行状記』の反響が大きく、うめ婆に会えると思い会場にお越しになる遠方からのお客様もいらっしゃいました。
 その方は老齢の一人暮らしの女性で、新刊本に連載時の切り抜いた挿絵を貼り、撫でるように読んでいる様子がうかがえました。
 
 改めて宇江佐さんのご冥福を祈り、感謝をささげたいと思います。
# by arihideharu | 2016-04-11 08:10 | | Comments(1)
安里英晴・城井文平 二人展のお知らせ
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2016年4月9日(土)〜19日(火)11時〜19時 日曜休廊
オープニングパーティー 4月9日(土) 18時半〜
ターナーギャラリー

●口上 
 チャンバラと絵が好きで、挿絵画家になりました。
 一日一回の散歩以外は、仕事か寝るかお酒を飲んでいます。
 お酒は強くなく、すぐウトウトします。その眠りの中で絵を描いていることも多く、ときには醒めたときアイデアが浮びます。
 そんな生活をしているうちに、三人の子供に恵まれました。そのうち一人は、デザイナーになりました。その彼から「二人展」をしないかと連絡がありました。
 ぼくは怠け者で、個展すらやったことがありません。ところが、そのとき不思議に「いいよ」と即答しました。さてどうなることやら…。
# by arihideharu | 2016-03-19 11:11 | | Comments(0)
『うめ婆行状記』が最終回を迎えました。
 
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 朝日新聞の連載小説、宇江佐真理(著)『うめ婆行状記』が3月15日をもって終了いたしました。
 ご愛読の皆さま、ありがとうございます。

 結果的にぼくは、宇江佐さんの処女作と遺作の装画を手がけました。
 今、航海を終えた安堵とさみしさがつのります。
 改めてご冥福と感謝を捧げたいと思います。
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『うめ婆行状記』が早々に本になりました。
上の絵が本のカバーを飾ります。
宇江佐さんの気迫が伝わる一冊となりました。
# by arihideharu | 2016-03-16 02:44 | Comments(0)
豊穣のとき
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 子どものころ教科書に落書きをした記憶が、誰でもあるのではないでしょうか。
 挿し絵画家の仕事は、文章の隣に絵を描くことですから、紛れもなくこの(落書き)延長線上にあります。
 となるとぼくは、ずっと同じことを繰り返していることになります。
 このことにふと気がついたとき、ぼくは恥ずかしくなりました。

 今、若者たちを見ていると感心することがあります。人の気持ちを斟酌できる優しさと強さを備えている大人だなと思うことがよくあるからです。
 
 それは、不況と3.11を経験したことと関係があると思っています。
 あるいは今の時代が複雑に時空が交差した特異な周期に入り、どこかのゾーンが密かに豊穣のときを迎えているのかもしれません。
# by arihideharu | 2016-03-13 00:31 | Comments(0)
『むっつり右門捕物帖』
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 嵐寛十郎でおなじみの町方同心を主人公にすえた、古典的名作『むっつり右門捕物帖』は、原作では時代は江戸初期寛永年間となっています。島原の乱が終わって間もない、まだ宮本武蔵が生きていた時代です。
 ところが、八丁堀の同心という設定も、そもそも八丁堀は埋め立て前で存在せず、小銀杏髷に着流しに巻き羽織で肩で風切る姿は江戸末期の風俗です。
 このあたりのいい加減さは、考証本でNG集の常連として取り上げられてきました。
 そんな事情のせいか、映画やテレビでは元禄期や江戸後期に置き換えられています。
 
 小説を読みつつ、歴史情報を得る喜びを識った読者には不満の多い本です。しかしながら、講談や落語を聞くような、得難い懐かしさがあります。
 また、歌舞伎を観るにつけ、様々な時代の物や事を折衷させ、美を作り上げたワザを目の当たりにすると、佐々木味津三の『むっつり右門捕物帖』はむしろ本道で、映像制作の現場では時代考証が厳格な『半七捕物帖』などより作りやすく、原作としてむしろ優れていたといえるかもしれないと近ごろ思います。
# by arihideharu | 2016-02-18 01:37 | 映画・演劇 | Comments(0)